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野蛮なやつら/SAVAGES


ドン・ウィンズロウ原作、オリバー・ストーン監督の「野蛮なやつら/SAVAGES」を鑑賞。レンタル開始が28日なのですが、GooglePlayでは先行販売されていたのでノリで買ってしまいました。 

 


映画『野蛮なやつら/SAVAGES』予告編 - YouTube

 

 

ラグーナビーチで大麻の栽培&販売ビジネスに成功して悠々自適な生活を送る、植物学者のベンと元傭兵のチョン、そして二人がシェア(共有)する美女オフィーリア(通称O)。

 

ベン役、何処かで見たことあるなーと思ったら「キック・アス」のアーロン君でした。

オフィーリア役は「ザ・タウン」でベンアフレックとの切なさと虚無感の入り交じった騎乗位が印象的だったブレイク・ライブリー

 

チョン役は存じ上げません。

 

メキシコの麻薬カルテルからの一方的な提携の申し入れを断ったことから、最愛のオフィーリアを誘拐され、それにブチ切れたベンとチョンが悪徳警官(ジョン・トラボルタ)を巻き込んで、オフィーリア奪還&カルテルへの復讐に立ち上がるという話。

 冒頭から生首のシーンがぶっ飛んできたり、拷問で人の目玉が飛び出ちゃったり、突拍子もない間で人が死んだりと、中々刺激的な仕上がりの作品です。

カルテル側の顔であるラド役を演じたベニチオ・デル・トロの怪演っぷりが、一応、本作の魅力所の1つとして設定されているのでしょうかね。ラド、半端無く恐ろしいんだけど、どこか憎めない。場合によっては可愛いとさえ思えてしまう。

(トラボルタも存在感はありましたが、ベニチオに比べるといまいち弱い)

 

本作は原作者であるドン・ウィンズロウが直々に脚本へ参加し、野蛮な試みとして原作とは異なる結末にしたとのことです。この作品に映画から入った僕としては、これから原作を読んで「なるほどー、野蛮だなー」と唸ろうかなと思います。

(ただ、結末で本来の結末を暗示するようなシークエンスがあったので大体の検討はつきますが)

ちなみにドン・ウィンズロウ作品では「犬の力」は読みまして、以前、その名前を拝借してブログをやっていたりしましたが、それは消しました。

 

野蛮なやつら (角川文庫)

野蛮なやつら (角川文庫)