ラスト・ワールド
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (4件) を見る
20人の生存者にはそれぞれ「職業」と「個性」が与えられ、主人公達は人という種を絶やさないためそれらの情報をもとに論理的な選択と決定を進めていくことになる。
教室の中と仮想世界とを交互に行き交う構成で物語は進むんだけど、 仮想の終末世界で生存者達による、愛憎劇、殺人、セックス、裏切りといった様々なドラマ的要素が展開されるとその都度、平和な教室に場面が転換して小賢しい印象の拭えない議論が挟まってしまうのでいちいち興が削がれてしまった。 こういったお話の作り方自体は意欲的でその姿勢は否定しないけれど、それでも最終的にあの拍子抜けするラストのオチに繋がってしまうと、もう全体を通して「残念」という感想しか残らない。
壮大で婉曲的な別れ話でした。
ただ、ソフィー・ロウとケイティー・フィンドレーは可愛かった。