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バイバイマン を観た

名前を知るだけで呪われる「バイバイマン」の魔の手にかかった若者たちの恐怖を描くC級ホラー。

バイバイマン(字幕版)

バイバイマン(字幕版)

周囲の人々が名前を知るだけで感染病のように「バイバイマン」の悪意が伝染して次々に命を落としていくという設定は面白いが、実際に主人公たちの前に姿を現した「バイバイマン」がマーベル・コミックに出てくるC級ヴィラン的造形だったので急速に恐怖が引いてしまった。  

逆に、終盤で唐突にスーパーヒーローが登場して「バイバイマン」とドンパチでも繰り広げてしまうのではないかとクレジットタイトルまで心配してしまうくらいだ。

この「バイバイマン」幻覚で人間を死へと誘導したり自分の名前を誰かに言わせようとしたり等の地味で狡い真似しかできないので、全体的にスプラッタなホラー要素があまり出てこなくて観終わった後の物足りなさが尋常ではなかった。

あと、主人公が自分の恋人・親友と3人で同棲するというの、僕には理解できないのだが今の若い人たちはそれが普通なのだろうか?