私の文章作法を読んだ
- 作者: 清水幾太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/09/18
- メディア: 文庫
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「文章を書くという行為は設計と加工を緻密に施していく作業プロセスである」という持論を著者の執筆経験を通して語っている。
正しい文章の鋳型に独自の経験を流し込んでいくという鋳造作業の果てに、独自の読みやすい文章が形成されていくという件は印象的で「基本」って大事だなーと思った。
感覚で文章らしい言葉の連結を捻り出している身としては、アプローチというか姿勢自体を改めないとなーと思った次第。
ちなみに、とても読み易かった。