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オーヴァーロード を観た

妨害電波塔破壊作戦のためにドイツ占領下のフランスに送り込まれた米軍落下傘部隊が、ナチスの要塞となった塔の地下で 異形の化け物と遭遇して戦う話 オーヴァーロード を観た。

「ナチス+人体実験」というB級映画で散々に手垢が付いているであろう題材をここまで見ごたえのある作品に仕上げていて恐れ入る。 ちなみに題名の「オーヴァーロード」はノルマンディーの戦いのコードネームである「オーヴァーロード作戦」に由来しているようだ。

ja.wikipedia.org

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オープンハウスへようこそ を観た

Netflixのオリジナル作品。

不慮の事故で夫を亡くした妻(ナオミ)とその息子(ローガン)は家賃の支払いが厳しくなり、生活を立て直すため妹夫婦の売出し中の別荘に仮住まいさせてもらうことになるのだが、その家には自分達以外の「何者」かが出入りしていて、その「何者」かによって2人の生活が徐々に脅かされていく話。

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充電中のスマートフォンが消えたり、シャワーを浴びている最中に地下の水加熱器がOFFになったりと最初のうちはただのイタズラレベルだったその「異変」を気のせいとやり過ごしていたローガンとナオミだったが、ある日その何者かは、2人がオープンハウスで外出中に居間の模様替えを行う。流石にこれは不気味過ぎて看過できなかった2人は警察に通報をするのだが、駆けつけた警察官は「近所の子供のいたずらではないか」と全く取り合ってくれない。そして「何者」かはそれが合図とばかりにある晩2人に牙を剥くのだった・・・

この映画のラストでの突き放し方・視聴者への丸投げは「スリラーに答えなど無い」という言外のメッセージを込めた潔いものであると思いつつ、ただやはり当初抱いていた期待感からなのか観終わった後の不完全燃焼な心持ちは正直否めなかった。
アルツハイマーを患う隣人のマーサは得体の知れない不気味さを放っていたが、その存在も映画的には特に絡みもなく、また、2人に気遣いを見せていた店員クリスもこれといった役割を果たさずに呆気なく殺されてしまう。

重要そうに思えた伏線は回収されず、また犯人の顔は最後まで明らかにならないしその動機も不明のままだ。

ただのシリアルキラーの日常的犯行にたまたまひっかかてしまった哀れな家族の話という解釈で僕の中では一応の結論を出しているが他の視聴者は、この作品を観て一体どう解釈するだろうか。

今はそれが一番気になっている。(あ、それこそが制作側の狙いなのかな?)

www.netflix.com

アヴェンジメント を観た

自分を裏切った兄への復讐のために刑務所で鍛えまくった弟が、母親の死を契機に脱獄し、兄と兄の率いる犯罪組織を完膚なきまでに壊滅させる映画、アヴェンジメント を観た。

Avengement [DVD]

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バイバイマン を観た

名前を知るだけで呪われる「バイバイマン」の魔の手にかかった若者たちの恐怖を描くC級ホラー。

バイバイマン(字幕版)

バイバイマン(字幕版)

周囲の人々が名前を知るだけで感染病のように「バイバイマン」の悪意が伝染して次々に命を落としていくという設定は面白いが、実際に主人公たちの前に姿を現した「バイバイマン」がマーベル・コミックに出てくるC級ヴィラン的造形だったので急速に恐怖が引いてしまった。  

逆に、終盤で唐突にスーパーヒーローが登場して「バイバイマン」とドンパチでも繰り広げてしまうのではないかとクレジットタイトルまで心配してしまうくらいだ。

この「バイバイマン」幻覚で人間を死へと誘導したり自分の名前を誰かに言わせようとしたり等の地味で狡い真似しかできないので、全体的にスプラッタなホラー要素があまり出てこなくて観終わった後の物足りなさが尋常ではなかった。

あと、主人公が自分の恋人・親友と3人で同棲するというの、僕には理解できないのだが今の若い人たちはそれが普通なのだろうか?

Support Library からAndroidX への移行作業

特に更新をしていない趣味アプリのAdMob収益が最近地味に発生している事に気づき、アプリでお小遣い稼ぎブームが自分の中でメラメラと再燃。
早速、放置していた件のAndroidアプリのソースコードを引っ張り出して今後のスムーズなアップデートのため Support Library からAndroidX への移行作業を行った。

基本からしっかり身につくAndroidアプリ開発入門 Android Studio 3対応 (「黒帯エンジニア」シリーズ)

基本からしっかり身につくAndroidアプリ開発入門 Android Studio 3対応 (「黒帯エンジニア」シリーズ)

  • 作者:森 洋之
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2018/05/22
  • メディア: 単行本

直近の仕事でのAndroidアプリ開発は AndroidX での新規開発だったこともあり Support Library の移行作業で悩むという経験をしていなかったので、やや不安は感じたが、基本 auto migartion を実行して細々としたエラーを潰すぐらいだろうと高を括っていた所、まさにその通りだったので20分もかからずに移行は完了した。 (UI系のライブラリもちゃんと AndroidX対応されていた)

ただ、AndroidX 対応より AdMob SDK (Ads SK)を更新したら広告表示の仕組みが変更されていてそちらのキャッチアップに少しだけ手間を要したものの、すぐに対応できた。

気を良くして、久しぶりに機能追加でもしようかとソースコードを読み直してみたら「うーん」と苦笑。
過去の自分のコードに対して苦笑するのは成長した証と慰めつつ、色々修正後にコミットを積んだ。

解雇を言い渡されたサラリーマンが危険な仕事に巻き込まれてしまう映画 トレイン・ミッション

保険会社の営業として働く元警官のマイケル(リーアム・ニーソン)は、後5年で定年退職という時期に会社から突然の解雇を言い渡された。家のローン返済や、息子の学費の捻出と家計の問題は山積状態での無慈悲な宣告に、悲壮感一色の表情で途方にくれながら乗車する家路へのハドソン線の車中、マイケルは全く面識のない女に報酬10万ドルの奇妙な仕事話を持ちかけらる。

仕事の内容は「コールドスプリング駅で降りるプリンという人物を見つけ、その人物が持っているバックを手に入れろ」というものだ。

女から電車の中に隠した着手金25,000ドルの在り処を伝えられ、軽い気持ちでそれを手にしてしまったマイケルは、やがて自分がとんでもない仕事を引き受けてしまったことを自覚する。

この仕事を遂行するまでは途中下車や他言もできず、件の女により遠隔で家族を人質に取られてしまったのだ。

抜き差しならない状況下、果たしてマイケルはコールドスプリング駅到着までにプリンを見つけバッグを手にすることができるのか。

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